最新のブラウザをご利用ください。

現在お使いのバージョンの Internet Explorer はまもなくサポートされなくなります。サポートされないブラウザでは、一部の機能が正常に動作しない可能性があります。最新のブラウザにアップグレードして下さい。

  • Google Chrome

  • Firefox

  • Safari

  • Internet Explorer 11+

  • タップでお電話

  • 文字サイズ
  • 小
  • 大

お問い合わせ

銀座駅より徒歩0分。ホワイトニングや見えない矯正治療など。あなただけのオートクチュール歯科。

急な対応も随時受付・保険診療対応

スタッフブログ

力のコントロール

2021.07.22

こんにちは歯科医師の柴田です。
前回までは細菌のコントロールについてお話させていただきました。
今回は”力“のコントロールについてです。
歯科は細菌の問題が多く取り上げられますが、過去にお話ししたように細菌由来の疾患(虫歯や歯周病など)は全国的に減少しており、歯根破折というのが目立つようになりました。

 

歯根破折は外傷だけではなく、根の治療を行った後の歯にも多く見られるため、根の治療というのは非常に大事な治療になります。

 

また、食事はもちろん夜間の歯ぎしりやスポーツを行う際の食いしばりなど歯にかかるストレスというのは多く存在します。

 

このストレスに偏りが生じることで歯が割れるという現象が起きます。
ここで重要なことは”歯並び“です。
生まれながら理想的な歯並びという方は実は少なく、矯正を行うことで理想に近づくことができます。

 

矯正治療は審美的な変化はもちろん長期に渡りご自身の歯で食事をするということまで見据えてご提案させて頂いております。
若いうちから矯正をしておけばよかったと後悔される方も多くいらっしゃいます。

 

当院では専門医の先生が月に2回いらして頂いていますので是非相談にいらしていただければと思います。

細菌のコントロール②

2021.07.20

こんにちは歯科医師の柴田です。
今回はプロフェッショナルケアについてお話します。
なぜプロフェッショナルケアが必要かといいますとバイオフィルムが存在するからです。

 

花瓶の内壁や流しなどにみられる粘着物は細菌が形成する生物膜(バイオフィルム)です。
地球環境で水のあるところには大抵バイオフィルムがみられます。
口腔内のデンタルプラーク(歯垢)はバイオフィルムの典型例です。
口腔内常在菌・う蝕原性細菌が歯表面に形成するバイオフィルムや歯周病原性細菌等が歯周ポケット内に形成するバイオフィルムは複数の微生物とそれらの産物で構成されていて、相互に影響を及ぼしあい、栄養源を融通しあったり、薬剤に対して抵抗性を示すなど共同体として小宇宙(ミクロコスモス)を形成しています。抗菌剤や抗体はこのバイオフィルムの中へ浸透しにくいため、浮遊細菌で効果のあった抗菌剤や抗体が実際には効きにくいのです。
薬剤の効果を発揮させるためには一度このバイオフィルムを機械的に破壊する必要があります。バイオフィルム内の病原性細菌が関与する感染症をバイオフィルム感染症といいます。う蝕も歯周病もバイオフィルム感染症の一つです。

 

このバイオフィルムを除去できるのがプロフェッショナルケアなのです。

 

是非、歯科衛生士によるプロフェッショナルケアを受けてみてはいかがでしょうか?

細菌のコントロール①

2021.07.17

こんにちは歯科医師の柴田です。
前回に引き続きお話をしていきます。
まず、歯周病や虫歯というのは口腔内の細菌によって引き起こされます。
そこを管理していくためには適切なセルフケアと定期的なプロフェッショナルケアです。
セルフケアというのはいわゆる歯ブラシやフロスのことを指します。自分自身で適切にできているかどうかというのを判断するのは非常に難しく思います。そこで定期的に歯科医院にてプロフェッショナルケアをおこなうことでセルフケアの“弱点”を見つけることができます。

苦手な部分を把握した上で行う歯磨きは全く違うものです。
また、どうしてもセルフケアだけでは取り切れないプラークなどもあり、定期的にプロフェッショナルケアを行うことが大切です。

歯根破折

2021.07.13

こんにちは、歯科医師の柴田です。
前回に引き続き歯を失う理由、特に歯根破折についてお話ししていこうと思います。
「破折」の多くは、外傷など物理的に非日常的な大きな力が作用したものではなく、無髄歯(神経をとった歯)と考えられ、原因は「むし歯由来」とみなすことができます。

 

つまり、根の治療の精度によって将来その歯が長く残るかどうかを決めるといっても過言ではありません。

 

また抜歯原因を年齢階級別にみますと、「歯周病」と「破折」による抜歯は中高年、「埋伏歯」と「矯正」は若い年代に多く、「むし歯」はどの年齢層でも多くなっています。

 

いきなり歯を失うわけではなく、様々な積み重ねが最終的に抜歯に至ってしまうのです。

歯を失う理由

2021.07.06

今日は歯を失う理由そしてその後どうなっていくのかということをお話していきたいと思います。

 

歯を失う原因
1位:歯周病(42%)
2位:虫歯(32%)
3位:破折(11%)
図1
上記が歯を失う原因top3になります。
近年では、虫歯や歯周病などは減少傾向にあり、私たちも非常に嬉しく思います。1人でも多くの方が長い期間しっかりと食事を楽しんでいただく、笑顔になっていただくというのは私たち歯科医師の理想です。

1

虫歯
図2

2

歯周病
図3

3

しかし虫歯や歯周病の減少により無視できなくなっているものがあります。
それは“破折”です。
歯そのものが折れてしまったら、治すというのは非常に難しいケースがほとんどです。
その破折は果たしてどのように予防することができるのでしょうか?
次回お話しさせていただきます。

お問い合わせ

お問い合わせ

お問い合わせ

タップでお電話する

フォームからのお問い合わせ