キシリトール
2019.01.22
こんにちは、歯科医師の椎名です。
皆さんガムは噛まれていますか?
コンビニ、スーパー、駅の売店、ネット通販と
様々な所で手に入れる事ができますよね。
こうしたガムのパッケージを見てみると「キシリトール」という言葉がたくさん見られます。
独特の冷涼感もありますが、砂糖と同じくらいの甘さでカロリーは70%ほど。
砂糖の代わりに料理に使えばダイエットにもなるかもしれませんね。
これだけでも魅力的な甘味料ですが、キシリトールといえばやはり虫歯予防効果!
砂糖が大好きな虫歯菌はキシリトールを取り込んでもエネルギーとして利用できません。
私たちにとっては虫歯菌がこの不毛なサイクルで体力消耗してくれると非常に助かるというわけです。
ガムを噛めば唾液も分泌されますしね^-^
このキシリトール、人工的に作ってはいますがいわゆる合成甘味料には分類されません。
樺の木などを原料にして作る「天然由来の人工甘味料」です。
(ギリシア語で「Xylon」は木を表し、そこから命名されたそうです。)
そんなキシリトール入りのガムですが…
一般に市販されているものはキシリトール100%ではありません。
味の調整のため、その他合成甘味料なども含まれています。
当院ではボトルタイプのキシリトール100%ガムを扱っておりますので、
天然由来の味とキシリトールの恩恵をより純粋に楽しみたいと思われた方はぜひお試しください♪
「亥の年」
2019.01.11
こんにちは、歯科医師の椎名です。
旧年はありがとうございました、本年も宜しくお願いいたします。
2019年は新しい元号に変わる年でもあり、変化の多い一年となるかもしれませんね。
皆さまにとって幸多き年となることを願っております。
さて、亥の年となり今年の干支はイノシシですが
十二支が編み出された頃の古代中国では亥は家畜化が進み身近な存在となったブタのことだったそうです。
ただ、十二支が伝わった頃の日本にはブタがまだ普及しておらず、亥にはイノシシが採用されたとのこと。
歯科の世界ではイノシシにはあまりご縁がないですがブタはとても関わりの深い動物です。
歯周病の再生療法に使われる「エムドゲイン」という材料はブタの歯ができる時のタンパク質から作ります。
また、我々歯科関係者はブタの顎と歯を使わせてもらい様々な治療の練習をしています。
お肉も栄養があって美味しいですしね(^−^)
人の生活を豊かにしてくれるブタに感謝して亥の年を過ごしていきたいですね。