唾液のチカラ⭐︎〜part3〜
2018.08.15
続きです⭐︎
⑥抗菌作用
口腔内に唾液に含まれる抗菌物質(リゾチーム)が細菌などから守り、菌の繁殖を抑えてくれます。
⑦再石灰化作用
虫歯菌のだす酸により溶け出した歯の表面を唾液に含まれるリン酸イオンやカルシウムなどのミネラルを補充してくれます。
⑧粘膜修復作用
唾液には傷を治したり、脳神経の老化を防止する因子などが含まれています。
以上唾液の役割について書かせていただきましたが、、、
唾液のチカラってすごいですよね!
私たちの口腔内を常に健康に保とうとしてくれています⭐︎
ですので、まず唾液の分泌を促進させるためにも、よく噛んで食べることから始めてみましょう♪
食いしばり、歯ぎしりしていませんか?
2018.08.10
こんにちは、歯科医師の中野です。
暑い日が続きますね…! 皆さん夏バテはしていませんか?
夜も寝づらい気候で、知らず知らずのうちに食いしばりや歯ぎしりをしている方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
無意識の習慣なため自覚がない方も多いですが、実は多くの人が寝ている間に
食いしばりや歯ぎしりをしているんです。
例えば、朝起きて妙に顔の筋肉が凝っていたり痛い感じがする、
頰の内側の粘膜に血豆のようなものができた、舌の外側に歯型がついている、
日中気付けば口元に力が入っている、など心当たりがある方!
歯ぎしりや食いしばりで歯が削れてきたり、詰め物が割れてしまうこともあるんです。
ご自身の歯や詰め物を守るためにも夜間にマウスガードの使用をおすすめします。
是非一度、相談にいらっしゃってください^ ^
唾液のチカラ⭐︎〜part2〜
2018.08.06
続きです⭐︎
③緩衝作用
歯は虫歯菌が出すものや飲み物食べ物の酸によって溶けてしまいますが、ややアルカリ性の唾液のおかげで、酸性に傾いたお口の中を中和させ中性に戻してくれる働きがあります。
④自浄作用
口腔内に残ったプラークや食べカスを洗い流してくれます。
唾液の量には個人差がありますが、唾液が多ければ多いほど洗い流してくれる効果が高いです!
食べ物によっては粘着性があるものなど(お菓子など)洗い流しにくいものもあるので、食後の歯磨きは十分にする必要があります。
⑤溶解作用(味覚作用)
舌には味蕾という味を感じる器官があります。食べ物を噛むと味覚物質が唾液に溶けて、味蕾で味がわかるようになります。
唾液がないとお口の中が乾き、味蕾がこすれ舌が炎症を起こしてしまい味を感じにくくなってしまいます。
唾液のチカラ⭐︎
2018.08.04
こんにちは!歯科衛生士の宮脇です⭐︎
あっという間に8月ですね⭐︎
暑い日がつづいておりますので、みなさま体調にはお気をつけください!
以前歯が溶けやすい濃度や状態についてお話しさせていただきましたが、唾液のおかげで口腔内を良い状態に戻してくれているのも一つです。
そこで!
それ以外にも唾液がお口の中でとっても重要な役割を果たしてくれているのはご存知ですか?
唾液の役割として、
①消化作用
②粘膜保護・潤滑作用
③緩衝作用
④自浄作用
⑤溶解作用(味覚作用)
⑥抗菌作用
⑦再石灰化作用
⑧粘膜修復作用
と、こんなにたくさん役割があるんです!
この唾液の作用について少しずつ詳しくお話していきます♪
まず、
①消化作用
唾液の中に含まれているアミラーゼという消化酵素がデンプンを分解し、体内に吸収しやすすくしてくれます。
②粘膜保護
唾液に含まれるネバネバしたムチンにより、食べ物などによる刺激から、口腔内や喉の粘膜を守ってくれます。また風邪やインフルエンザなどの感染症にもかかりにくくしてくれます。
次回③〜お話していきます♪