歯のすき間、ケアしていますか?
2018.03.19
こんにちは、歯科医師の椎名です。
今回は「歯と歯の間にできる虫歯」についてお話ししていきたいと思います。
通常、歯は点と点で触れ合うように並んでいます。
また、正常な状態であっても天然の歯は少しだけ動くことができるためすき間に食べ物がはさまったり、フロス(糸)が通り抜けたりすることができるのですが
通常の歯ブラシでは毛先が届かないため、そこに住み着いた虫歯菌は歯の他の面よりも残りやすいのです。
歯の表面に住み着いた虫歯菌が歯を破壊する前にしっかり取り除くことができれば虫歯が進行することはありません。
基本的に歯にはの5つの面があります。
1.外側
2.内側
3.上下で咬み合う面
4.前と隣り合う面
5.後ろと隣り合う面
1.2.3.は歯ブラシ、4.5.はフロスで磨いていくのですが、フロスの方はまだまだ広まっていません。
歯と歯の間が虫歯になるとちりも削る量も
歯ブラシとフロスの二刀流で歯磨きのレベルをぐっと上げてみませんか?